2019.11.19ブログ
日本の「名刺文化」と、名刺の歴史に思いをはせる…☆
みなさま、こんにちは!
青霄書法会の武部です~☆
26回目の配信は…
書道揮毫にまつわる
お話の続きを~♪
今回は『名刺』について、
お話をサラーっと♪
お客様先に初めて訪問。
「担当の武部です。」
と言いながら、
ペコっと頭を下げて…
お名刺を交換して…
「名刺、素敵ですね!
書道でお名前、
書いてあるんですね~」
「そうなんです!!
主宰の梅径先生が、
一枚一枚書いてくださって…」
…みたいに、
ビジネスシーンでは、
名刺からアイスブレイクが
はじまることもしばしば☆
現在の名刺は、デザイン豊かで、
透明のプラスチックに
印字されているものや、
顔が思い出せるように
イラストが描かれていたり…
裏面にEnglishで記載があるもの、
QRコードが付いたものetc.
書道の揮毫依頼の中でも、
『名刺揮毫』は多く…
印字ではなく、
古典を学んだ書道家が、
その方のイメージを表せるよう、
書道で氏名を書く。
世界に一つしかない、
書道の筆文字で書いた名刺。
味のある書道の文字、
素敵な名刺はいかがでしょうか?
では、その「名刺」の歴史は?
名刺の発祥は、
中国の漢の時代と言われており…
訪れた先が不在の時に、
来訪したことを知らせる為、
名前を書いた、竹や木を
戸口に指していたんだとか。
他にも、地位のある
お偉いさんに会う際に、
取り次ぎをしてもらうために
使用されていたよう。
この竹を「刺」と言ったため、
名を書いた刺=名刺
というようになったとか~☆
ヨーロッパで名刺が出てくるのは、
1600年代のドイツ。
相手の不在時に来訪を知らせる為、
メッセージカードを置いていたそう。
その後、社交界で必需品になり、
華やかな絵や銅版画入りの名刺が流行♪
アメリカでは1800年代の
南北戦争の好景気時に、
お金持ちの人びとにとって、
名刺を持つことが
ステイタスになりました。
では日本は…???
名刺であろうものが出現するのは
江戸時代になってから♪
中国・ヨーロッパ同様に
相手の不在時に来訪を知らせる為、
和紙に筆で名前を書いて、
戸口に挟んでいたんだとか。
その後、幕末から開国するにあたり、
西洋から印刷技術が伝わり、
印字された名刺が
使われるようになった頃は、
家紋と氏名が入ったものを、
主に海外の方との交流時に使っていたそう。
明治時代以降になって、
社交場で必需品となり…
現在では、なんと!
世界の7割程度が
日本で消費されている程、
名刺文化が根付いています。
日本ではビジネスシーンで
多く使われる名刺ですが、
主婦さんや学生さんも
プライベート名刺を作るほど、
浸透している文化となっています。
こんなにも大量消費している日本。
他の国ではどうなの???
ちょこっと名刺にまつわる
ビジネスマナーをご紹介♪
日本では、まずご挨拶と同時に
名刺交換をして、
▼相手の名刺よりも下に差し出す!
▼相手の席の座った順に名刺を置く!
▼相手の目上の人の名刺を
名刺入れの上に置く!etc.
名刺交換に関して
かなり細やかなルールが…。
【欧米では…】
挨拶⇒握手⇒お話⇒比較的最後の方で名刺交換
名刺交換がないときもあるとか!
スグにポケットに入れたり、
メモ代わりに使うこともあり…。
文化の違いですねー!!!!Oh!!!!!
ではでは~!
名刺の使用方法の違いも
見てみましょう☆
▼アメリカでは…
日本と同様の使用方法!
▼ドイツ・ロシアでは…
国内では使わず、
外国人相手の場合に
使うことが多いそう。
▼イギリスでは…
ビジネスシーンでは
あまり使われず、
パーティーの席で
名前のみの名刺を使用することが。
▼中国
対外的な、貿易などの仕事に
携わるビジネスパーソンが利用。
本当に、国ごとに違いますよね♪
発端は同じような使用用途だったのに、
独自の発展を遂げている…
おもしろいですね~☆
名刺のお話、
いかがでしたでしょうか~?
相手の不在時に、
来訪を知らせるために
使われていた名刺が、
こんなにも国ごとに変化し、
日本ではもやは「文化」として
根付くようになっていて…
かつて戦国の世では、
「われはどこそこの、
だれだれである~」
と名乗り合ってから
戦がはじまったといいますが…
名刺文化が根付いているのは、
日本ならではの風習に
つながっているんでしょうかね笑
書道に興味を持たれた方、
名刺の揮毫のご相談は、
是非、青霄書法会へ~♪
青霄書法会の武部です~☆
26回目の配信は…
書道揮毫にまつわる
お話の続きを~♪
今回は『名刺』について、
お話をサラーっと♪
~~目次~~
[1]名刺デザインと書道の揮毫依頼
[2]名刺の歴史
[3]日本と世界の名刺文化を比べる
[4]まとめ
----------------------
[1]名刺デザインと書道の揮毫依頼
----------------------
お客様先に初めて訪問。
「担当の武部です。」
と言いながら、
ペコっと頭を下げて…
お名刺を交換して…
「名刺、素敵ですね!
書道でお名前、
書いてあるんですね~」
「そうなんです!!
主宰の梅径先生が、
一枚一枚書いてくださって…」
…みたいに、
ビジネスシーンでは、
名刺からアイスブレイクが
はじまることもしばしば☆
現在の名刺は、デザイン豊かで、
透明のプラスチックに
印字されているものや、
顔が思い出せるように
イラストが描かれていたり…
裏面にEnglishで記載があるもの、
QRコードが付いたものetc.
書道の揮毫依頼の中でも、
『名刺揮毫』は多く…
印字ではなく、
古典を学んだ書道家が、
その方のイメージを表せるよう、
書道で氏名を書く。
世界に一つしかない、
書道の筆文字で書いた名刺。
味のある書道の文字、
素敵な名刺はいかがでしょうか?
----------------------
[2]名刺の歴史
----------------------
では、その「名刺」の歴史は?
名刺の発祥は、
中国の漢の時代と言われており…
訪れた先が不在の時に、
来訪したことを知らせる為、
名前を書いた、竹や木を
戸口に指していたんだとか。
他にも、地位のある
お偉いさんに会う際に、
取り次ぎをしてもらうために
使用されていたよう。
この竹を「刺」と言ったため、
名を書いた刺=名刺
というようになったとか~☆
ヨーロッパで名刺が出てくるのは、
1600年代のドイツ。
相手の不在時に来訪を知らせる為、
メッセージカードを置いていたそう。
その後、社交界で必需品になり、
華やかな絵や銅版画入りの名刺が流行♪
アメリカでは1800年代の
南北戦争の好景気時に、
お金持ちの人びとにとって、
名刺を持つことが
ステイタスになりました。
では日本は…???
名刺であろうものが出現するのは
江戸時代になってから♪
中国・ヨーロッパ同様に
相手の不在時に来訪を知らせる為、
和紙に筆で名前を書いて、
戸口に挟んでいたんだとか。
その後、幕末から開国するにあたり、
西洋から印刷技術が伝わり、
印字された名刺が
使われるようになった頃は、
家紋と氏名が入ったものを、
主に海外の方との交流時に使っていたそう。
明治時代以降になって、
社交場で必需品となり…
現在では、なんと!
世界の7割程度が
日本で消費されている程、
名刺文化が根付いています。
----------------------
[3]日本と世界の名刺文化を比べる
----------------------
日本ではビジネスシーンで
多く使われる名刺ですが、
主婦さんや学生さんも
プライベート名刺を作るほど、
浸透している文化となっています。
こんなにも大量消費している日本。
他の国ではどうなの???
ちょこっと名刺にまつわる
ビジネスマナーをご紹介♪
日本では、まずご挨拶と同時に
名刺交換をして、
▼相手の名刺よりも下に差し出す!
▼相手の席の座った順に名刺を置く!
▼相手の目上の人の名刺を
名刺入れの上に置く!etc.
名刺交換に関して
かなり細やかなルールが…。
【欧米では…】
挨拶⇒握手⇒お話⇒比較的最後の方で名刺交換
名刺交換がないときもあるとか!
スグにポケットに入れたり、
メモ代わりに使うこともあり…。
文化の違いですねー!!!!Oh!!!!!
ではでは~!
名刺の使用方法の違いも
見てみましょう☆
▼アメリカでは…
日本と同様の使用方法!
▼ドイツ・ロシアでは…
国内では使わず、
外国人相手の場合に
使うことが多いそう。
▼イギリスでは…
ビジネスシーンでは
あまり使われず、
パーティーの席で
名前のみの名刺を使用することが。
▼中国
対外的な、貿易などの仕事に
携わるビジネスパーソンが利用。
本当に、国ごとに違いますよね♪
発端は同じような使用用途だったのに、
独自の発展を遂げている…
おもしろいですね~☆
----------------------
[4]まとめ
----------------------
名刺のお話、
いかがでしたでしょうか~?
相手の不在時に、
来訪を知らせるために
使われていた名刺が、
こんなにも国ごとに変化し、
日本ではもやは「文化」として
根付くようになっていて…
かつて戦国の世では、
「われはどこそこの、
だれだれである~」
と名乗り合ってから
戦がはじまったといいますが…
名刺文化が根付いているのは、
日本ならではの風習に
つながっているんでしょうかね笑
書道に興味を持たれた方、
名刺の揮毫のご相談は、
是非、青霄書法会へ~♪