2019.12.17ブログ
扇子に直筆の筆文字を…☆扇子の起源を見てみる♪
みなさま、こんにちは!
青霄書法会の武部です~☆
34回目の配信は…
まだまだ続きます!
日本の文化シリーズ~♪
扇子って、日本生まれなんですよ!
日本文化「扇子」の歴史を
紐解いていきましょう~☆
当会では文化ビザを取得し、
書道のお勉強をしている
外国人のみなさんが~!
この前も、京都の嵐山に
紅葉を見に観光していたり~
日本に触れあっていて!
外国人の方向けの1DAY体験コースを
考えていた際に、
筆で文字を書いた作品を持って帰るなら、
お土産に最適なものを聞いてみると…
「『扇子』がいい!!」
と!おお、そうか扇子って
日本文化だなーとしみじみ☆
今年の夏の暑さでは、
携帯式扇風機がとっても
はやりましたが~!
わたしは、折りたたんでスリムになる、
カバー付きの扇子を
カバンに忍ばせていました~★
では~「扇子」の歴史を見ていきましょう!
まず!扇子の原型をたどると…
実は、中国の「うちわ型」の
“さしば”と言われるものだそう!
この“さしば”は、
柄の長いうちわの形状で、
高貴な人の身体を隠して、
神秘性を高めるための道具。
その“さしば”が、古墳時代の日本に
やってきたそう。
いやいや、これが、
折りたたみ式のパタパタ扇ぐ
扇子になるの?
―――これがね、なるんです笑
まず、このうちわ型が、
扇子型になったのは、平安時代。
檜扇(ひおうぎ)と呼ばれるもので、
木簡の端に穴をあけて紙縒でまとめたもの。
当時は、宮中の男性が笏(しゃく)の
代わりに使っていて、
細かな宮中のルールなどを
メモするものとして使われていたそう。
この檜扇が留め具が金になり~
扇部分に絵が描かれるようになると、
とっさのときに顔を隠したりするために、
宮中の女性も持ち出すように…♪
宮中で広がった扇子の文化ですが、
用途もどんどん変わっていき…
★扇面に和歌を書いて贈ったり
★花を載せてプレゼントしたり…
装飾品としてだけでなく、
プレゼントするものになったんです~♪
この後に、やっと片面に紙が貼られた
紙扇がでてきますが、
「両面紙張り」になるのは…
実は、鎌倉時代に扇子を中国に輸入した際、
中国で「両面紙張り」になって
日本に逆輸入されたんです!わお!
そして~
鎌倉時代では、扇子が戦場に登場!
軍の指揮棒として、
また身を守るものとして鉄製に!
礼法が整った室町時代では、
正月・冠婚のときの品として、
はたまた芸能・茶道にも
使われるようになり…
扇いで涼しくするために
使われだすのは、
庶民文化ばりばりの江戸時代!
日本の扇子は、中国~ヨーロッパに渡り、
羽根やレースをまとった、洋扇として、
ヨーロッパでも上流階級の方のツールにも…☆
現在では、紙が生地になって、
プリントされているものが
多くなったりと、
少しづつ変化して
今の扇子になったんですね♪
いかがでしたか~
「扇子」の歴史♪
古墳時代に伝わった
うちわ型の顔かくしの扇が、
コンパクトになって、
中国から逆輸入したものが
現在の扇子になり~
芸能や伝統文化、
冠婚の際に使われるなど、
日本文化の中で、
なくてはならないものとして
根付いているのが素敵ですね~☆
「扇に筆で文字を書いてみたいから、
文字を書く練習をしたい!」という方、
書道に興味のある方は是非、
青霄書法会へ~♪お待ちしています!
青霄書法会の武部です~☆
34回目の配信は…
まだまだ続きます!
日本の文化シリーズ~♪
扇子って、日本生まれなんですよ!
日本文化「扇子」の歴史を
紐解いていきましょう~☆
~~目次~~
[1]外国人から見る扇子
[2]扇子の起源く
[3]扇子の歴史
[4]まとめ
----------------------
[1]外国人から見る扇子
----------------------
当会では文化ビザを取得し、
書道のお勉強をしている
外国人のみなさんが~!
この前も、京都の嵐山に
紅葉を見に観光していたり~
日本に触れあっていて!
外国人の方向けの1DAY体験コースを
考えていた際に、
筆で文字を書いた作品を持って帰るなら、
お土産に最適なものを聞いてみると…
「『扇子』がいい!!」
と!おお、そうか扇子って
日本文化だなーとしみじみ☆
今年の夏の暑さでは、
携帯式扇風機がとっても
はやりましたが~!
わたしは、折りたたんでスリムになる、
カバー付きの扇子を
カバンに忍ばせていました~★
----------------------
[2]扇子の起源
----------------------
では~「扇子」の歴史を見ていきましょう!
まず!扇子の原型をたどると…
実は、中国の「うちわ型」の
“さしば”と言われるものだそう!
この“さしば”は、
柄の長いうちわの形状で、
高貴な人の身体を隠して、
神秘性を高めるための道具。
その“さしば”が、古墳時代の日本に
やってきたそう。
いやいや、これが、
折りたたみ式のパタパタ扇ぐ
扇子になるの?
―――これがね、なるんです笑
まず、このうちわ型が、
扇子型になったのは、平安時代。
檜扇(ひおうぎ)と呼ばれるもので、
木簡の端に穴をあけて紙縒でまとめたもの。
当時は、宮中の男性が笏(しゃく)の
代わりに使っていて、
細かな宮中のルールなどを
メモするものとして使われていたそう。
この檜扇が留め具が金になり~
扇部分に絵が描かれるようになると、
とっさのときに顔を隠したりするために、
宮中の女性も持ち出すように…♪
---------------------
[3]扇子の歴史
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宮中で広がった扇子の文化ですが、
用途もどんどん変わっていき…
★扇面に和歌を書いて贈ったり
★花を載せてプレゼントしたり…
装飾品としてだけでなく、
プレゼントするものになったんです~♪
この後に、やっと片面に紙が貼られた
紙扇がでてきますが、
「両面紙張り」になるのは…
実は、鎌倉時代に扇子を中国に輸入した際、
中国で「両面紙張り」になって
日本に逆輸入されたんです!わお!
そして~
鎌倉時代では、扇子が戦場に登場!
軍の指揮棒として、
また身を守るものとして鉄製に!
礼法が整った室町時代では、
正月・冠婚のときの品として、
はたまた芸能・茶道にも
使われるようになり…
扇いで涼しくするために
使われだすのは、
庶民文化ばりばりの江戸時代!
日本の扇子は、中国~ヨーロッパに渡り、
羽根やレースをまとった、洋扇として、
ヨーロッパでも上流階級の方のツールにも…☆
現在では、紙が生地になって、
プリントされているものが
多くなったりと、
少しづつ変化して
今の扇子になったんですね♪
----------------------
[4]まとめ
----------------------
いかがでしたか~
「扇子」の歴史♪
古墳時代に伝わった
うちわ型の顔かくしの扇が、
コンパクトになって、
中国から逆輸入したものが
現在の扇子になり~
芸能や伝統文化、
冠婚の際に使われるなど、
日本文化の中で、
なくてはならないものとして
根付いているのが素敵ですね~☆
「扇に筆で文字を書いてみたいから、
文字を書く練習をしたい!」という方、
書道に興味のある方は是非、
青霄書法会へ~♪お待ちしています!