2020.01.07ブログ
年末ジャンボ、当たりましたか?宝くじと寺院の関係とは…
みなさま、こんにちは!
青霄書法会の武部です~☆
37回目の配信は…
年末ジャンボ宝くじ、
本日1/7~の支払いとなりますが、
皆様当選…されてますかね??(*'ω'*)
宝くじの歴史を調べると~
ちょっと面白いことが分かったので、
今日は少し趣向を変えて、宝くじのお話を…♪
毎年恒例となった、
「年末ジャンボ宝くじ」!!
私の周りも、12月になるとソワソワ…
忘年会間際に久しぶりに会ったというのに、
「今年、宝くじ買ったん?」
みたいな会話から始まることもしばしば…
一方、私の周りでは「お馬さん」人気が
ヒートアップしており…
競馬のパドックを見るのが好き、
競馬場の雰囲気自体が好き、
かっこいい馬に惚れ込んでいたり、
ジョッキーを応援したりと…
近年では、
小さいお子さんがいるご家庭で、
お弁当を持って、
ピクニックがてら競馬場に。。。
という方も!
ちなみに、書道の筆の毛にも、
お馬さんの毛が入っているものも~♪
お世話になってます!非常に!
そんな今でも競馬といえば、
「ギャンブル」色が強いイメージですが、
なぜ『宝くじ』は「ギャンブル」感が薄いのか…
その感覚は私だけですかね?
そんな『宝くじ』のルーツをみてましょう~♪
まずは、「宝くじ」の原型のお話の前に、
賭博の歴史をちょこっとお話しましょう!
日本で「賭博」が歴史に登場するのは、
685年に天武天皇が
サイコロを使って15個の石をはやくゴールさせる、
盤双六(ばんすごろく)というものを見学した
ことが日本書紀に書かれているそう。
賭博の歴史って本当に面白く…
賭博がはやると、世が荒れて、
それに困った天皇が
規制する法を定めるんです~
この、賭博⇒規制⇒賭博⇒規制
のいたちごっこは続く続く~
盤双六は盤がいったので、
サイコロだけでできる丁半博打や、
持ち運びが楽なカルタや花札での
賭博が流行していき~
新しい賭博が現れては規制され、
裏側では賭博が続く続く~
ただこれは全て私的な賭博でした。
では、「宝くじ」はいずこへ?
宝くじの原型は、江戸時代初期に行われた、
大阪府箕面市の竜安寺での「富会(とみえ)」
だったと言われているそう。
当時は自分の名前を書いた木札を納めると、
その中から3人が選ばれ、
ありがたい御守りがもらえるというもの。
これが、御守りではなくお金になって、
「富くじ」と呼ばれるものになりました。
実はこの「富くじ」ですが、
“寺社修繕費調達が目的”の場合のみ、
幕府公認の賭博として認められるようになり…
唯一の公的賭博だったんです!
結局、富くじも賭博要素が強くなり、
どんどんギャンブル依存が増えて…
1842年の天保の改革で禁止されちゃいます。
では、今の「宝くじ」はいつ出てくるのか?
さらに驚きの、戦時中に販売されたんです!
当選発表がまさかの終戦後だったため、うやむやに…
戦後すぐに宝くじが続いて販売され、
戦後翌年には復興支援目的として各自治体から
宝くじが販売されるように。
『年末ジャンボ』宝くじの
第一回目は1980年だったとか~
いやー、面白いですね。
いかがでしたか~
「宝くじ」のお話♪
寺院修繕のための資金源として、
戦後復興のための資金源として、
公的に認められた賭博が宝くじで…
写経から広まった筆づくりしかり、
寺院との結びつきが、公的なものとして残り…
今なお続くものとなっていると思うと、
なんだか歴史の繋がりを感じて面白いですねー
え?飛躍しすぎって?笑
今年は飛躍の1年ですから…多めに見てください笑
宝くじ同様、
歴史ある書道に興味のある方は是非、
青霄書法会へ~♪お待ちしています!
青霄書法会の武部です~☆
37回目の配信は…
年末ジャンボ宝くじ、
本日1/7~の支払いとなりますが、
皆様当選…されてますかね??(*'ω'*)
宝くじの歴史を調べると~
ちょっと面白いことが分かったので、
今日は少し趣向を変えて、宝くじのお話を…♪
~~目次~~
[1]現在の賭博とイメージ
[2]賭博の歴史
[3]宝くじの歴史
[4]まとめ
----------------------
[1]現在の賭博とイメージ
----------------------
毎年恒例となった、
「年末ジャンボ宝くじ」!!
私の周りも、12月になるとソワソワ…
忘年会間際に久しぶりに会ったというのに、
「今年、宝くじ買ったん?」
みたいな会話から始まることもしばしば…
一方、私の周りでは「お馬さん」人気が
ヒートアップしており…
競馬のパドックを見るのが好き、
競馬場の雰囲気自体が好き、
かっこいい馬に惚れ込んでいたり、
ジョッキーを応援したりと…
近年では、
小さいお子さんがいるご家庭で、
お弁当を持って、
ピクニックがてら競馬場に。。。
という方も!
ちなみに、書道の筆の毛にも、
お馬さんの毛が入っているものも~♪
お世話になってます!非常に!
そんな今でも競馬といえば、
「ギャンブル」色が強いイメージですが、
なぜ『宝くじ』は「ギャンブル」感が薄いのか…
その感覚は私だけですかね?
そんな『宝くじ』のルーツをみてましょう~♪
----------------------
[2]賭博の歴史
----------------------
まずは、「宝くじ」の原型のお話の前に、
賭博の歴史をちょこっとお話しましょう!
日本で「賭博」が歴史に登場するのは、
685年に天武天皇が
サイコロを使って15個の石をはやくゴールさせる、
盤双六(ばんすごろく)というものを見学した
ことが日本書紀に書かれているそう。
賭博の歴史って本当に面白く…
賭博がはやると、世が荒れて、
それに困った天皇が
規制する法を定めるんです~
この、賭博⇒規制⇒賭博⇒規制
のいたちごっこは続く続く~
盤双六は盤がいったので、
サイコロだけでできる丁半博打や、
持ち運びが楽なカルタや花札での
賭博が流行していき~
新しい賭博が現れては規制され、
裏側では賭博が続く続く~
ただこれは全て私的な賭博でした。
---------------------
[3]宝くじの歴史
----------------------
では、「宝くじ」はいずこへ?
宝くじの原型は、江戸時代初期に行われた、
大阪府箕面市の竜安寺での「富会(とみえ)」
だったと言われているそう。
当時は自分の名前を書いた木札を納めると、
その中から3人が選ばれ、
ありがたい御守りがもらえるというもの。
これが、御守りではなくお金になって、
「富くじ」と呼ばれるものになりました。
実はこの「富くじ」ですが、
“寺社修繕費調達が目的”の場合のみ、
幕府公認の賭博として認められるようになり…
唯一の公的賭博だったんです!
結局、富くじも賭博要素が強くなり、
どんどんギャンブル依存が増えて…
1842年の天保の改革で禁止されちゃいます。
では、今の「宝くじ」はいつ出てくるのか?
さらに驚きの、戦時中に販売されたんです!
当選発表がまさかの終戦後だったため、うやむやに…
戦後すぐに宝くじが続いて販売され、
戦後翌年には復興支援目的として各自治体から
宝くじが販売されるように。
『年末ジャンボ』宝くじの
第一回目は1980年だったとか~
いやー、面白いですね。
----------------------
[4]まとめ
----------------------
いかがでしたか~
「宝くじ」のお話♪
寺院修繕のための資金源として、
戦後復興のための資金源として、
公的に認められた賭博が宝くじで…
写経から広まった筆づくりしかり、
寺院との結びつきが、公的なものとして残り…
今なお続くものとなっていると思うと、
なんだか歴史の繋がりを感じて面白いですねー
え?飛躍しすぎって?笑
今年は飛躍の1年ですから…多めに見てください笑
宝くじ同様、
歴史ある書道に興味のある方は是非、
青霄書法会へ~♪お待ちしています!