2020.02.14ブログ
賞状の筆耕にチャレンジ☆賞状の歴史とは?

みなさま、こんにちは!
青霄書法会の武部です~☆
45回目の配信は…
気づけば、もうすぐ3月ですね!
3月といえば…別れの季節。
『卒業式』のイメージが
強いんではないでしょうか?
卒業式といえば…卒業証書!
今回は「賞状」にまつわるお話を
していきたいと思います~♪
~~目次~~
[1]筆耕と賞状
[2]賞状の歴史
[3]卒業式の歴史
[4]まとめ
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[1]筆耕と賞状
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当会では、
『筆耕』を手習いされている方も多く、
「賞状」を書くお稽古をしてらっしゃって…
月例課題で毎月提出されています♪
『筆耕』をお勉強しはじめた方の中に、
学校の先生をしているという人が!
私も、中学生の頃に陸上をしており~
地区大会等で上位に入賞できたときに、
賞状を学校に持ち帰るのですが…
その賞状の名前の部分が、
鉛筆で書いてあるんですよね笑
各学校で名前を書いてあげてね、
ってゆうシステムなんです(*'ω'*)
学校で賞状も再び貰うときには、
名前のところが、筆できれいに書いてあって…。
聞いた話によると、校長先生が筆で
書いてくださっていたとかなんとか!
今思えば、当時私の学校は、
ひと学年が、1クラス35人×9クラスで、
全生徒が部活に入る規則があったので~
賞状を書いてくださっていた校長先生に
感謝しかありません( ;∀;)

その他に、学校で賞状といえば…
もうすぐ3月。
別れの季節…といえば卒業式。
そう、卒業証書ですよね!
そういった、
記念すべきことに使われる「賞状」。
そのルーツはどのようなものなのでしょうか…
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[2]賞状の歴史
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賞状のルーツは、中国にあるそうで!
紀元前300年よりも前にさかのぼり…
当時の中国では、青銅器が貴重品であり、
青銅器を君主が貴族に与えることで、
その者の地位や権威を示すものとしたんだとか!
秦の始皇帝の時代になると、
青銅器が日常で使われるものとなったため、
人事発令や勲章として、竹・木などに文字を
記入した賞状が出現します!
この時、書体を統一したり、
サインや日付を記載するなどなど、
賞状らしい形式が整ったんだとか~
その後、紙の普及により、
今のような紙製に移っていったそうです~
ちなみに…
賞状によくある、金色の枠の模様って、
雲の形だったり、鳳凰がいたり、
桐が書いてあったり…
この模様は、縁起の良いもので、
中国古来より引き継がれているんだそうです!
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[3]卒業式の歴史
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学校で賞状といえば~
この時期から連想すると、
卒業証書かなーとお伝えしましたが…

「卒業式」という形式が、日本で定着したのは、
明治の学制の施行がきっかけだったとかなんとか。
日本で最初の卒業式は軍学校で、
陸軍戸山学校の「生徒卒業式」
だったのではといわれているそう。
小学校の卒業式は「師範学校」が
生まれたことにルーツがあるそうで…
師範学校の第一回目の卒業式には
皇后陛下を迎えて挙行されたとか!
ちなみに…
卒業式に、好きな人の第二ボタンをもらう
っていう風習がありますが~
その起源は1960年公開の
「予科練物語 紺碧の空遠く」という映画で、
第二ボタンを女性に渡すシーンがあった
からなんだとか!
これ、原作にはなかったそうなんですが、
監督がこのシーンを作ったそうで、
なぜ第二ボタンだったかというと…
監督曰く、
「だって、心臓に一番近いボタンでしょ。
その人物のハートですよ」
っていうエピソードがあるんだとか~
その風習が今なお残ってるって、
すごいですよね!
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[4]まとめ
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いかがでしたか~?
賞状のお話~卒業式にまつわるお話。
「賞状を書けるようになりたい!」
ところまではちょっと…
でも、筆を使って字を書くのもいいなぁ、
と思っていただけた方!
是非、青霄書法会へ~♪
お待ちしています~!