2019.10.29ブログ
20回…20歳…成人式のルーツを覗き見してみる。

青霄書法会の武部です~☆
なんと、20回目の配信ですー!
気づけば20回…はやかった…
20回といえば!
20歳…はたち…成人式…
ということで!
成人式にまつわるお話をちょこっと☆
~~目次~~
[1]現在の成人式
[2]成人式の歴史と通過儀礼
[3]成人式と書道作品
[4]まとめ
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[1]現在の成人式
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現在の成人式といえば…
1月の第二月曜日の成人の日に、
各自治体が公民館などで、
執り行っているイメージ
だと思っております!私!
私が成人式に参加した当時も、
市の施設で、みんなでワイワイ、
市長さんのお言葉を聞いた覚えが…。
ニュースで良く見るのは、
千葉県のかの有名な
テーマパークで行われる
成人式とかですかね?いいなぁ~

調べてみると、企業や所属団体等で
成人式をしているケースも多く、
自衛隊では南極で成人式を…
みたいなこともあるそうで!
成人の日の趣旨は、
~・~・~・~・~・~・~・~
❝おとなになったことを自覚し、
みずから生き抜こうとする
青年を祝いはげます❞
~・~・~・~・~・~・~・~
と、されているそう!
こどもから大人になる、
その『通過儀礼』として、
日本の伝統文化が脈々と
受け継がれていて…
それでは、その通過儀礼の
歴史を覗いていきましょう~♪
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[2]成人式の歴史と通過儀礼
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現在の成人式のルーツは
さかのぼること、奈良時代。
数え歳で12~16歳の男子が行う、
『元服(げんぷく)』の儀が
成人式の元になったんだとか。
大人の髪型に結って、
帽子・冠を付けたり、
大人の服装をし、
幼名を新たな名を名乗り…
一方女性は、結婚が決まったり、
結婚の話が出てくると、
12~16歳で『裳着(おぎ)』の儀が
行われたそう。
裳を着て、髪を結い上げ、
お歯黒や眉を剃るなど、
化粧をしたり…
この儀を済ますと結婚が許されたとか。
この儀式は主に貴族・公家中心で、
庶民の間の儀式と言えば、
『〇〇ができるようになったら一人前』
みたいな簡易なものだったそう。
❝子供から大人になる❞
その『区切り』を大事にする
感覚は受け継がれ…
その儀は、時代と共に変化し、
徴兵制度の『徴兵検査』が
大人になる意と取られていた
時代もありました。
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[3]成人式と書道作品
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では、現在の成人式のように、
全国的に広まったのはなぜか?
第二次世界大戦後1946年の
埼玉県で行われた「青年祭」が
元になったそうです。
戦争で深い傷を負った人々に、
『これからの未来の力となる、
青年に希望を持ってほしい。』
そんな思いで企画されたそうです。
この祭事が全国に広まり、
今の❝成人の日❞、❝成人式❞
になっているんだとか。

日本ではお酒が
20歳~というのもあり、
『親子で一緒に飲めるようになった!!』
と嬉しそうに語るお父さんを
見ることも多いですよね☆
私も、20歳になって、
同級生と一緒に、
恩師と飲む機会があり、
中学生の当時のことを
懐かしんだのは良い思い出です♪
書道関連でいえば…
日本酒ラベルに
お祝いのオリジナルデザイン
ができる商品を
プレゼントされることも♪
お祝い&お酒ということもあり、
書道の筆文字が希望の方が
多いことが嬉しいかぎり…☆
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[4]まとめ
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成人式のルーツ、
いかがでしたでしょうか?
脈々と受け継がれる、
『こどもから大人になる』
通過儀礼。
▼大人からすれば…
こどもから大人になる
その大きな一歩を励ましたたえる。
▼こどもからすれば…
大人の仲間入りを果たし、
自立していくためのきっかけの一つ。
両者の思いが、現代でもなお、
大切にされているんですね。
『そのお祝いに書道で
ラベル書きをしたい!』
そんな方は是非、青霄書法会へ~♪