2019.11.05ブログ
祝電の世界を覗き見~♪最初の一歩はペリーさんだった!!

青霄書法会の武部です~☆
22回目の配信は…
前回はお祝い事として、
赤ちゃんの命名の儀の
お話でしたので…
今回はお祝い事の、
祝電にまつわるお話を~♪
~~目次~~
[1]現在の祝電
[2]電報の歴史
[3]祝電サービスの展開と書道作品
[4]まとめ
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[1]現在の祝電
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結婚披露宴に参列された方は、
馴染みがあるかもしれませんが…
『ご結婚おめでとうございます』
お祝いのメッセージと共に、
ぬいぐるみ等も一緒に贈られ、
受付に飾ってあることもしばしば。
私もアラサーですので、
嬉しいことに結婚式に
お呼びいただくことも多く…
残念ながら都合が合わずに
参列できないときは、
祝電を送らせてもらったり☆
祝電って、本当に素敵で!
メッセージはもちろんのこと、
◇ ペアのぬいぐるみ付き
◇ お花・ブリザーブドフラワー付き
◇ バルーン付き etc.
形に残るものだからこそ、
想いが伝わるのかな~っと♪♪

私はといえば…
参列してお祝いできないけど、
受付や会場に飾ってもらえれば、
花を添えられるかな…と想い、
プレゼント付きを送ってます!!
では~
この祝電について、
『電報』の歴史から
覗いていきたいと思います~♪
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[2]電報の歴史
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日本に電報の文化が根付く
最初の最初の第一歩は…
かの有名なペリー来航。
ペリーさんが2回目に
日本に来た時に、
電報機を持ってきたんだとか!
私の勝手なイメージですが…
古くは手紙って、
飛脚が野山を駆け回って届ける。
だから、遠方から来ようものなら、
何日かかるか…てか飛脚大丈夫?!!!
みたいな感覚で。
でもすごいですよね~
関西ー関東の距離を
最短72時間で届けたとかなんとか。
ちなみに、『駅伝』のルーツも
この飛脚らしいです☆
早く届けるために、
飛脚もリレー形式で
走っていたそうで♪
あら、飛脚の話になってますね。
電報に戻りましょう笑
ペリーさんが届けてくれた
「電報機」が利用され始めるのは、
明治初期1870年のこと。
当時は、東京ー横浜間のみ、
円盤型の専用機器で文字送信を
するので、ちょっと面倒だったそう。
その後、モールス信号を利用した
印字機が活用されより便利に♪

その後、各地に電話線が引かれ、
1975年には全国に縦貫を果たし…
✔ 文字はカタカナのみ
✔ 字数制限&文字数で金額設定
✔ 文字は手書きで書き写す為書き損じが…
という課題を残しつつ普及。
〇 1988年ひらがな・1994年漢字導入
〇1890年電話受付開始
〇 1922年タイプライター導入 etc.
最初は官公庁などの
国民に係わる重要事項優先で
利用されていたそうですが、
少しずつ現在の形に近づき、
民間で利用されるようになったとか。
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[3]祝電サービスの展開と書道作品
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では、今のように
メッセージだけではなく、
プレゼントまで付いて、
「祝電」になった経緯は?
メッセージだけではなく、
物がついた電報のルーツは、
大正から昭和にかけて、
新聞社から「写真を一緒に送りたい」
という要望からだったそう。
▼1930年 写真電報
▼1934年 年賀電報
▼1936年 慶弔電報
と、様々なサービスが広がり…
1972年には、一般の電報より、
冠婚葬祭での利用が上回ったとか。
1998年にはぬいぐるみ電報が!
私も子供のころ、誕生日に
親戚の叔母さんから、
プーさんのぬいぐるみ電報をもらって、
嬉しかったです~♪
今だに飾ってありますよ☆
2000年以降になって、
今のような
お花や写真立てなどを
一緒に送るサービスが登場し、
現在に至るようですね~(*'ω'*)
固定電話、インターネット、
携帯電話の普及によって、
『電報』が縮小していきますが…
お祝い事に、
メールではなくて、
ちょこっと気持ちを乗せたい。
そんな気持ちがこもった
祝電が素敵だなーと思ったり☆
書道関連のご注文では、
結婚祝いの「お祝い色紙」の
作成依頼を頂くこともあり~♪
祝♡結婚
末永くお幸せに~☆
その気持ちを
思い出に残る形で…
メッセージを色紙に書いてお渡しする、
心のこもったプレゼントです~(#^^#)
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[4]まとめ
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粋なお祝い、
『祝電』にまつわるお話、
いかがでしたでしょうか~♪
メールだとなかなか
メッセージを残す、こと自体
できなかったりしますが、
祝電だと手元に残しておけるので、
いい思い出になりますよね☆
▼お祝い色紙を依頼したい!
▼粋なメッセージを筆で書きたい!etc.
書道に興味を持たれた方は、
是非、青霄書法会へ~♪