2019.11.29ブログ
筆文字といえば年賀状♪「年賀状」のルーツは平安時代の”年始回り“にあった!
みなさま、こんにちは!
青霄書法会の武部です~☆
29回目の配信は…
もう12月。
あぁ…年賀状…早めに書かないと、
元旦に届かないな~
ということで!
年賀状をはじめ、
季節見舞いのお話をしたいな~と♪
今回は「年賀状」のお話を…☆
西暦2020年。
令和も令和2年に!
オリンピックもあって、
ワクワクする1年に
なりそうですね~★
来年の干支は「ねずみ」ですよね!
当会でも来年の干支をカキカキ♪
鼠、子、ねずみ…
12月入ったら、
早めに書いて投函しないと、
元旦に着かないよね~、と
分かっていてもなかなか
進まないのが、年賀状。
この年賀状のルーツ、
皆さんご存じでしょうか?
年賀状の習慣は、
“貴族の年始の挨拶回り”の
風習が元になったんだとか。
なんとその起源は、
平安時代にさかのぼります。
年の初めに、
お世話になった人や親戚に
新年の慶びと、
今年もよろしくねって
お家を回っていたそうです。
これを“年始回り”といい、
大正時代まで続いた
習わしだったとか!
遠方の人はどうしても
訪問できないので、
お手紙=書状でご挨拶したそうですが、
この「手紙を届ける」役目を担ったのが、
『飛脚』です!
江戸時代になって武士も
年始回りをしたりと、
付き合いが広がったこともあり、
書状で挨拶を済ませることが多くなり…
これが庶民にも広がり、一般化。
ただ、書状⇒ハガキになるまでは、
もう少し先のお話…。
以前、表札の話をしたときに、
チラッと触れましたが…
飛脚はいわば、
現在の郵便屋さんの前身。
江戸⇒明治になって、
どんどん外国との交流が盛んになり、
『郵便制度』が日本にも導入され…
1872年に郵便通信網が全国に!
飛脚便⇒郵便になりました。
はがき発行が日本で始まったのは1873年。
これ、実は外国の「ポストカード」の
考えを取り入れてるんですよ!
はがきは、「中身が見えちゃう!」
ということもあり安価で全国に届くので、
年賀状にはうってつけ!となったそう。
そして、元旦の消印を狙って、
みんなが年賀はがきを
出したがるように…
これじゃあ、郵便屋さんも
『寝る暇なく届けなきゃ!』
とキャパオーバーに
なっちゃったので、
▼1899年
現在と同様の「年賀郵便の特別取扱い」
が始まり、年内に出して元旦に届くように!
▼1900年
私製はがきの取り扱いがスタート!
官製はがきは小さくて絵が入らず…
干支のデザインが主流になったのは、
私製はがきからだったみたいです☆
▼1949年
お年玉付き年賀はがきが発行されました!
最初の特賞はミシンだったとか☆
プリント技術が進んだり、
ネットの普及で
今やデザイン~宛名入力~配達
まで一貫したサービスがあるそうで。
“年始回り”の風習が
時代とともに、形を変えながら、
今もなお続いているんです。
年賀状のお話、
いかがでしたでしょうか~?
『あけましておめでとう!』
『今年もよろしくね☆』
日本人ならば、
年明け最初に会った人に
この文言が当たり前のように
口から出てきますが…
この会話こそが、
平安時代から続く“年始回り”の
習わしなんだなーと思うと、
歴史を感じますよね!!!!
『今年は年賀状、
直筆の筆文字で頑張りたい!』
と思って意気込んでいる方、
書道に興味を持たれた方は
是非、青霄書法会へ~♪
青霄書法会の武部です~☆
29回目の配信は…
もう12月。
あぁ…年賀状…早めに書かないと、
元旦に届かないな~
ということで!
年賀状をはじめ、
季節見舞いのお話をしたいな~と♪
今回は「年賀状」のお話を…☆
~~目次~~
[1]来年は…
[2]年賀状のルーツ
[3]年賀はがきになるまで
[4]まとめ
----------------------
[1]来年は…
----------------------
西暦2020年。
令和も令和2年に!
オリンピックもあって、
ワクワクする1年に
なりそうですね~★
来年の干支は「ねずみ」ですよね!
当会でも来年の干支をカキカキ♪
鼠、子、ねずみ…
12月入ったら、
早めに書いて投函しないと、
元旦に着かないよね~、と
分かっていてもなかなか
進まないのが、年賀状。
この年賀状のルーツ、
皆さんご存じでしょうか?
----------------------
[2]年賀状のルーツ
----------------------
年賀状の習慣は、
“貴族の年始の挨拶回り”の
風習が元になったんだとか。
なんとその起源は、
平安時代にさかのぼります。
年の初めに、
お世話になった人や親戚に
新年の慶びと、
今年もよろしくねって
お家を回っていたそうです。
これを“年始回り”といい、
大正時代まで続いた
習わしだったとか!
遠方の人はどうしても
訪問できないので、
お手紙=書状でご挨拶したそうですが、
この「手紙を届ける」役目を担ったのが、
『飛脚』です!
江戸時代になって武士も
年始回りをしたりと、
付き合いが広がったこともあり、
書状で挨拶を済ませることが多くなり…
これが庶民にも広がり、一般化。
ただ、書状⇒ハガキになるまでは、
もう少し先のお話…。
---------------------
[3]年賀はがきになるまで
----------------------
以前、表札の話をしたときに、
チラッと触れましたが…
飛脚はいわば、
現在の郵便屋さんの前身。
江戸⇒明治になって、
どんどん外国との交流が盛んになり、
『郵便制度』が日本にも導入され…
1872年に郵便通信網が全国に!
飛脚便⇒郵便になりました。
はがき発行が日本で始まったのは1873年。
これ、実は外国の「ポストカード」の
考えを取り入れてるんですよ!
はがきは、「中身が見えちゃう!」
ということもあり安価で全国に届くので、
年賀状にはうってつけ!となったそう。
そして、元旦の消印を狙って、
みんなが年賀はがきを
出したがるように…
これじゃあ、郵便屋さんも
『寝る暇なく届けなきゃ!』
とキャパオーバーに
なっちゃったので、
▼1899年
現在と同様の「年賀郵便の特別取扱い」
が始まり、年内に出して元旦に届くように!
▼1900年
私製はがきの取り扱いがスタート!
官製はがきは小さくて絵が入らず…
干支のデザインが主流になったのは、
私製はがきからだったみたいです☆
▼1949年
お年玉付き年賀はがきが発行されました!
最初の特賞はミシンだったとか☆
プリント技術が進んだり、
ネットの普及で
今やデザイン~宛名入力~配達
まで一貫したサービスがあるそうで。
“年始回り”の風習が
時代とともに、形を変えながら、
今もなお続いているんです。
----------------------
[4]まとめ
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年賀状のお話、
いかがでしたでしょうか~?
『あけましておめでとう!』
『今年もよろしくね☆』
日本人ならば、
年明け最初に会った人に
この文言が当たり前のように
口から出てきますが…
この会話こそが、
平安時代から続く“年始回り”の
習わしなんだなーと思うと、
歴史を感じますよね!!!!
『今年は年賀状、
直筆の筆文字で頑張りたい!』
と思って意気込んでいる方、
書道に興味を持たれた方は
是非、青霄書法会へ~♪